昨今、日本で一大ブームが巻き起こった食べるラー油。
実は、老干媽という具材入りラー油を製造するメーカー・貴陽南明老干媽風味食品有限責任公司は1996年に中国貴州省で設立されていました。貴州省出身・在住の主婦陶華璧氏のレシピによって商品化され、あっという間に中国全土に広まり、知らない人はいないほどのラー油になっています。
2002年には日本にも輸出され、横浜中華街や神戸南京町、その他の中華食材専門店で非常に人気のある商品となりました。
様々な商品ラインナップがあり、凝縮された素材の旨みと程よい辛さが合わさって、いつものお料理をワンランク上の料理にしてくれる優れもの。老若男女問わず大勢の方に親しまれています。
熱々のご飯にかけるも良し、炒め物やスープに加えるだけで現地感のある中華料理に変身させます。そば、うどん、パスタにもよく合い、家庭で手軽に汁なし担々麺を作ることができる万能調味料です。
中国国内だけでなく、海外でも人気が高まっているため、工場の出荷額は年々急増しており、現在は年間出荷額が1000億円を超え、中国最大の食べるラー油の専門メーカーとなっています。